WEBで読めるのにお金を出すの?この質問に答えなければ始まらない!

無料で読める、小説投稿サイト。
「WEBで読める作品にお金を出すのか?」という質問を避けて通れず!
紙の本を手にする時代は、終わりを告げる!?

小学生の50%がスマホを持つ時代

2024年には、小学生の50%がスマホを所有。
親が制限したキッズモードにせよ、大人と同じ機種です。

その理由は、下記の通り。

  1. 子供の位置を知るため
  2. 連絡用アプリを使うため
  3. 災害時の避難経路を教えるため
  4. クラスで孤立させないため
  5. 情報リテラシーを段階的に教えるため

『小説家になろう』のようなWEB小説にも、接点ができます。
「学校の図書室に並ぶ児童文学と同じ土俵に立った」と言えるものの……。

増える電子書籍と減っていく書店

今のラノベは、販売部数に「電子を含む」とただし書き。
まあ、そういうことです。

私も利用しているAmazonのkindleは、日本の電子書籍でスタンダード!
今では、大手レーベルも参入しています。

いっぽう、街の書店はどんどん減っています。
地方都市にあるランドマークですら、閉店に追い込まれてる状況。

スマホで読めるWEB小説は、有料の電子書籍と並び、新たな書店です。
無料だから、お小遣いだけの小学生も安心♪

無料の投稿サイトで読むだけの日々

今のWEB小説は、中高年が共感しやすい内容。
健全な児童文学に飽きた小学生、中学生も、暇潰しに読んでいます。
将来のラノベ作家を夢見て、自分の作品をアップすることも可能。

未来の作家がどんどん生まれて、書籍化となれば、ファンが買う!
これで、日本のラノベ業界は明るい!

……とはなりません。

自分の作品を発表している子供は、他の作家をよく思っていません。
妬み、ライバル視するだけ。
あるいは、小説投稿サイトにあるランキングで、もうお腹いっぱい!
通販サイトで紙の本や電子書籍を買う学生は、あまり見られないのです。

「応援しているけど買わない」という矛盾

「完結したら買います!」
この呟きは、ファンによる応援です。
いっぽう、作家にしてみれば、「売れなければ、打ち切り」という現実。

作品名は避けますが、アニメも成功した人気作ですら、これですよ?
まして、WEBで一通り読んだ作品に、お金と手間をかけると思いますか?

かけないでしょう。
お小遣いとスマホの通信制限が気になっている高校生までは、特にね?

携帯がなかった平成とは異なり、今は娯楽にあふれています。
それも、スマホの無料サービスが!
感動した作品でも、「とりあえず読んだから」と後回し。