投稿サイトで作品を消す作家を擁護してみた!無料だけに責任もない?

「あれ? 存在しないページ?」
注目していたラノベが、作家の手で消された。
激怒する前に、少しだけ理由を説明させてください!

エンタメは試行錯誤が欠かせない

実際に書いてみないと、分かりません。
エンターテインメントは試行錯誤がつきもので、失敗する場合も多々あります。
「失敗したら、そのまま放置するより整理したほうがいい!」の考えですね。

ただ、この発想はマイノリティー。

大半の作家は、更新する気がなくなった作品を放置したままです。
そのうち続ける可能性もあり、責める話ではない。

小説投稿サイトは同人活動にすぎず、書けない場合は「削除」も1つの選択。
前後で、近況報告による説明は必要ですが……。

PVが伸びない小説を抱えても無意味

小説投稿サイトは、あからさまに区別します。
ランキング上位でなければ、どれだけ更新してもPVは伸びません!

「関連ラノベの紹介」などの誘導は、一定期間の評価された、ランキング上位ばかり。
決して、面白いがまだ知られていないラノベではありません。
読者に評価されない限り、0~10PVの毎日です。

「読まれているから評価されやすく、さらに伸びる」
これが、投稿サイトの真実です。
新作ブーストがかかる初動でコケたら、それで終わり。

PVが低ければ、モチベーションも低いままで、無理に続ける意味はありません。
というか、これ趣味ですから……。

設定やプロットを根本的に間違えた

正直なところ、WEB小説で「じっくりプロットを練る」という作家はおらず。
すでに担当編集がいて、宣伝やマーケティングとしての連載は、別ですけど……。

ともあれ、「この設定は、考えにくい!」となったら、困ります。

  1. 実在する名前で、犯罪者などの面倒な相手だった
  2. そもそも、設定が矛盾していた
  3. 色々な理由で、プロットの抜本的な見直しが必要に
  4. キャラ崩壊

私の場合は、「六畳半のアパートで、ソシャゲの女キャラとの同棲」がありました。
高校生である必要性を見つけられず、6話ぐらいで消去。

商業ラインの場合は担当編集による

書籍化して、同時にコミカライズという場合は、担当編集の判断です。
『魔法科高校の劣等生』などの人気作も、売上アップのために削除!

『小説家になろう』では、販売促進を目的とした投稿を禁止しています。
たとえば、出版した分は非公開か削除で、最新話だけは、NGです。

話を戻すと、商業ラインにのったら、作家だけで決められず。
ラノベにせず、漫画の原作も、普通にありますし……。

今後の展開についても、編集が許可した範囲だけの告知。
アニメ化した作家ですら、プロデュースしている担当者に頭が上がらず!?