異能者がいる現代社会への転生。
最弱の主人公は、迫りくる死亡フラグに立ち向かう!?
異能者が普通にいる世界へ転生したら死亡フラグだらけの件
東京の高校に入学した、1人の男子。
現代日本とほぼ同じだが、超人的なパワーを発揮する異能者も!?
弱ければ弱いなりの、強ければ強いなりの死亡フラグがある!
現代の日本と思いきや、異能者が普通にいる世界への転生!?
東京の私立高校に入った室矢重遠は、常に怯えていた。
ここは【花月怪奇譚】というゲーム世界の中で。
転生したキャラには、主人公に倒されるルートだけと知ったから……。強さの指標となる霊力がゼロに近く、常に死亡フラグがある彼はどうなるのか?
頼れるのは、許嫁の南乃詩央里、ただ1人。ある日、2人は海を越えて訪れた少女と出会う。
その名は、カレナ。
全ては、ここから始まった!日本を揺るがす室矢家の出発点。
異能者が普通にいる世界へ転生したら死亡フラグだらけの件 いせふら Kindle版
ゼロからのスタートが、ここにある!!
ストーリー紹介
悪役キャラに転生したが、霊力ゼロ!
廃嫡された室矢重遠は、いずれ結婚する南乃詩央里の助けで生活していた。
1巻 時が止まった洋館の中で
霊力ゼロの重遠は、許嫁の詩央里と暮らす。
ある日、カレナと名乗る少女と出会い……。
女子の失踪で、怪しい一軒家を調べる。
大学生グループが消えた洋館へ突入するも、そこには死と狂気だけ!?
2巻 紫苑学園の人気者
重遠は、紫苑学園で注目される。
原作の主人公、鍛治川航基は、それが気に入らない。
友人と遊び、日常を楽しむ重遠。
しかし、クラスに正体不明の留学生がやってきて……。
3~5巻 ベル女の召喚儀式
ベルス女学校で、1週間。
それは、同じ学年でゆっくりと結婚相手を決める、特別な時間だ。
重遠は、四大流派の1つに足を踏み入れた。
世界を滅ぼすものを召喚する儀式が進む中で、彼はどうするのか!?
6巻 原作の主人公と悪役
ベル女でからくも生き延びた、重遠。
その影響は、中央省庁のみならず、海外の異能者にまで届いた!
原作で重遠を打倒した航基は、やはり敵視するも、相手にされず。
その差は、広がるばかり。
7~8巻 日本を滅ぼす澪ルート
日本の大半を滅ぼすのが、澪ルートだ。
そのヒロインたちと関わった、重遠。
ベル女の召喚儀式によって千陣家へ呼ばれる中で、事態は進む。
室矢家は、原作の負けイベントに抗う!
9巻前半 御前演舞への招待
男子禁制。
ベル女とは真逆の、真剣で斬り合う御前演舞だ。
敵地へ足を踏み入れた重遠は、新たな力を振るう。
数々の修羅場をくぐりぬけた姿に、女子たちは室矢重遠を知る。
9巻後半~ 夏休みの沖縄バカンス
散々に放置プレイをさせた、咲良マルグリット。
彼女の機嫌を取るべく、重遠たちは沖縄へ!
日本で楽しめる南国だが、海外勢力との出会いにも。
そこに待つ、死亡フラグとは!?
カクヨム連載の二作目
『カンストしたゲーム世界で上限を突破したけど世知辛い ~異世界に転移したら彼女ができました~』の次に執筆しており、二作目です。
「異世界ファンタジーを書いたし、次は現代ファンタジーでも」
それぐらいの感覚で始めて、カクヨムで5話ぐらいをアップしましたが――
全く読まれず、ブックマークもつかないまま!
「いつ、消そうか?」と悩んでいましたが、やがて★3,200を突破!!
コメントは、6,200(全話の公開時)に達しました。
おかげさまで、カクヨムコン7の中間選考を突破!
当時のタイトルは、『滅びるキャラに転生した俺は悲惨な目に遭う予定に怯える』です。
真面目にハーレムを描いた作品
『異能者が普通にいる世界へ転生したら死亡フラグだらけの件』の方向性が決まったのは、「室矢家でハーレムを作り、謀殺されないだけの体制を作る」とした時点です。
WEB版では、室矢重遠が情けなく。
主人公として動かず、右往左往するばかり……。
カレナが主人公で、重遠がヒロインのような構図。
数年がかりで執筆するうちに複数の作品を完結させて、「大筋を変えずに、もっと主人公らしい重遠を描きたい!」と思い、電子書籍としての再構成です。
WEB版をブラッシュアップ
カクヨム連載では、以下の問題点がありました。
- 序盤の主人公が消極的だった
- モブに名前をつけすぎ
- サブキャラの話で長引いた
- 読者にストレスを与える展開が目立つ
スロースターターと言えば、聞こえはいいですが。
見せ場を作るため、人気キャラを痛めつけた感はぬぐえません。
伏線っぽい演出をばら撒きすぎて、後付けの専門用語や設定により、自身でさえ混乱……。
なので、それらを解消しつつ、よりラノベらしい内容へ!
「先が読めない」という評判
「異能がある世界へ転生」
この設定は、『小説家になろう』のテンプレです。
もっとも、重遠は原作知識で無双せず、モブと変わらない状態……。
おまけに、現代日本と変わらない社会!
原作のゲームを攻略して、その悪役キャラへ転生したのに、アドバンテージがない。
正直なところ、手探りで進めていました。
『カクヨム』に連載しつつも、読者のコメントが大きな支え。
本当に、ありがとうございました。
室矢重遠の出生は、早い段階で決めました。
けれど、ライブ感で進めることが多く、キャラを増やしすぎたことでカオスに……。
完成版にしたいことで有料へ
『カクヨム』が終了すれば、この作品は行き場を失います。
本編の完結でPV(ページビュー)は下がり続け、私は思いました。
お金を払ってくれる人のために、再構成しようと……。
WEB版はノリで書いており、知識をひけらかす部分も多いです。
重遠くんがほぼ最強になったことで、逆算しての修正、新エピソードの追加へ!
細かい修正をするだけでも、けっこうな手間です。
だからこそ、有料!
カクヨムコンの中間選考を通り、プロに見てもらいました。
書籍化はありません。
なら、私自身で電子書籍にして、完全版を残します!
原作知識があるのに、それが役に立たない!?
「なろう」のテンプレを壊した、予測不可能のジェットコースター!
転生した悪役は霊力ゼロ!?で、重遠くんの生存戦略を見よう♪