Ｈから始まるファンタジー！？甘くない世界とハーレムで生き抜け♪

異世界転生ではなく、転移！
現実からゲーム世界に移動した主人公は、何を思い、どう動くのか？

カンストしたゲーム世界で上限を突破したけど世知辛い

「現実逃避をしたら、彼女ができた！」
異世界でのバトルと恋で、一体どうなる！？

どれだけ強くなっても愛が重い美少女たちに勝てない

親戚の家で肩身の狭い生活をする桐山きりやま蓮れんは、ある日、１人の美少女に誘われた。
応じた先には、レトロＲＰＧ【ペリークリトル】の世界が……。

『レン』となった少年は、静かな生活を望む。
女神のような美少女たちに囲まれ、若くして悠々自適の生活と思いきや！？

誘ってくれたリュミールと肌を重ねたことで、カンストしているレベルの上限を突破した。
吹っ飛ぶ軍勢、消える山！

天界の装備を授かったレンは、彼女と一緒に過ごす。
だが、奴隷も普通にいる中世の文明では、その強大な力に惹かれて、あらゆる勢力が寄ってくることに……。

彼女持ちなのに、横恋慕の美少女まで！
ドロドロの日々になったレンの明日は、どうなる？

カンストしたゲーム世界で上限を突破したけど世知辛い ～異世界に転移したら彼女ができました～１ かでけい Kindle版

ストーリー紹介

桐山蓮は、リュミールに誘われ、現実を捨てた。
レトロＲＰＧの中へ入り、現実でレベルカンストした世界を満喫するも！？

【１～２巻】 辺境の街ランダナ

レンとなった桐山蓮は、女神アルティミオに養われるだけ。
しびれを切らした彼女に連れられ、近くの街、ランダナで冒険者登録をするも……。

気づけば、戦場乙女ワルキューレであるリュミールと並ぶ、終末勇者エインヘリルに！？
自重していたレベルカンストを越えた、その力を見よ！

【３～４巻】 王立ミッセル・アカデミー

終末勇者エインヘリルとして、有象無象を蹴散らすレン。
アルティミオたちも身の安全を確保する必要があり、辺境の街ランダナに別れを告げた。

舞台は、デュッセルムント王国にある、王都ライスデンへ！
王侯貴族の権力争いは、王立ミッセル・アカデミーでも行われていた。

【５巻】 王位継承の争い

瞬く間に敵を切り捨て、巨大なゴーレムによる蹂躙。
デュッセルムント王国の象徴である戦場乙女ワルキューレを巡り、王族と高位貴族は踊り続ける。

王国は、ついに名前を変えた！
それを知らぬエルコヤ帝国の一行が、ノコノコと訪れるも……。

【６巻】 ２人の主人公が出した結論

現代日本へ戻ったレンは、再び桐山蓮となる。
自分をバカにした者、知らずに見捨てた者たちへ、清算をするために！
もう１人の主人公となった男も、自らの罪と向き合う。

現代日本と異世界の【ペリークリトル】では、それぞれの日常が続く……。

「異世界転移」という変化球

ＷＥＢ小説の人気ジャンル。
異世界ファンタジーは、異世界で生まれ変わる転生と、異世界へ行く転移の２つ。

こちらは、異世界転移。
現代の男子が異世界へ行く、という流れです。

自分が知っているゲーム世界。
育て上げたキャラに成りきって……ではなく、早々にチートへ！

なろうテンプレを守っておらず、「先の展開が読めない！？」という物語です。
賛否両論で、『カクヨム』のコメントにも色々ありました。
★５００を超えた、ダークファンタジー！

オープニングで彼女を作るという展開

主人公の桐山蓮は異世界へ呼ばれ、すぐに彼女を作ります。
ラブコメではなく、恋愛ジャンルに近いです。

彼女のリュミールは、主人公を助けるため、ゲーム世界へ誘いました。
大好きオーラを隠さず、当然のように恋人へ……。

男性向けであるものの、「Ｈをしてから始まった恋愛」という異色。
なろう系とは違い、主人公と彼女は対等です。
蓮が他に誘われれば、嫉妬して、怒ります。

彼女と色々な場所へ行き、あるいは、トラブルに直面します。
『カクヨム』で人気だったものの、中高生に読ませるには、ちょっと感情移入しにくい？

TRPGを意識した序盤から中盤

TRPG（テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム）という、アナログゲーム。
『ウィザードリィ』や『ドラゴンクエスト』の原型。

それが基になっており、私のペンネームも、卓たくダイスでした。
電子書籍化に伴ともない、初雪はつゆき空くうに！

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』と同じく、レベルはランク制。
１つ上がるだけで、絶対的な差です。

「初心者用のクエストで経験を積み、成長する」
今となっては珍しい、誰でも行える冒険から始まるラノベ。
しかしながら、隠された問題が主人公パーティーを待ち受けます！

中盤から巨大ロボットによる戦闘も

中盤からは、なろう小説のように。
『ファイブスター物語』を彷彿ほうふつとさせる、巨大ロボットが登場！

これに乗った時点で、空を飛ぶドラゴンの群れが瞬殺されるほど……。

お約束のように、横恋慕する王子も登場して、ドタバタ。
風景描写が多くなり、その点は「話を進めてくれ」と思う読者もいました。

巨大ロボットは、第２巻のラストから登場します。
そちらを期待している方は、ご注意ください！

「魔王と勇者」を回収しきれずに一段落

最初は、「魔王と勇者」の構図でした。
勇者として扱われたくない主人公と本物の勇者がいて……となる予定でした。

ところが、キャラを出しすぎて、「魔王と勇者」まで手が回らず。

そちらの伏線は、ぶん投げました。
メインヒロインの存在感が大きく、女勇者を構うだけの余裕がなく……。

ラストで現代に戻り、主人公をイジメた奴らにも報復。
２人以上の女がいるハーレムですが、やっぱり主人公とメインヒロインの愛の物語♪