日本が生んだ、偉大なジャンル。
それは、可愛い女の子が変身する魔法少女!
俺の部下は訳あり魔法少女3人!
魔法少女と名乗りつつ、銃火器や刀による蹂躙!?
どこに魔法が?
モテる男子は例えマスコットになろうとも逃げられず♪
魔法少女。
それは可愛く、魔法で戦う者。
しかし、その実態はあまり知られていない。これは、魔法少女を契約させるマスコット「らびらび」になった男子が訳あり3人とチームを組み、戦い続ける物語!
ある時は、廃墟都市でゾンビと戦い。
ある時は、孤島で巨大な虫と戦う。
ある時は、異世界ファンタジーへ。人々のため?
俺の部下は訳あり魔法少女3人!~傷心の女子を慰めたらハーレムに!?~1 Kindle版
そんなことより、ポイントだ!!
ストーリー紹介
1巻 読み切り
主人公のマスコットが魔法少女3人と出会い、チームを組みます。
別の世界へ派遣されて、ポイントを稼ぐ話。
一人称ですが、視点がひんぱんに変わります。
繰り返しはなく、「Aとして進み、次はBの視点で語る」という流れ。
各パートで足を引っ張ったキャラには、「ざまぁ!」の場面があります。
マスコット視点で書いてみた
「魔法少女のマスコットを書きたかった」
その思いだけで、見切り発車したのですが……。
やっぱり、動物タイプだと、困りますね!
序盤はルール説明が続いてしまい、他に2人を集めたものの、主人公が空気というか……。
「異世界へ行き、ポイントを稼ぐ」
ゲーム方式にしたうえで、魔法少女たちは銃火器などを具現化。
いわゆる、チート。
主人公と魔法少女3人は、安全なポジションです。
それゆえ、大勢のモブが逃げ惑い、破滅していく様子を楽しめます。
デスゲームを活かしきれず
今回は、デスゲーム。
主人公は指揮官で、可愛い魔法少女3人が大暴れ!
主人公サイドの鬱展開はなく、そこは良かったと思います。
ただ、主人公がマスコットのため、ラブコメ的な展開ができず……。
アレですね!
「これまでにない設定は、前に考えた人があえて避けたこと」のオチ。
他の作品でも感じましたが、複数の世界をクロスオーバーするのは、2つが限界。
それ以上だと、読者が混乱して、離脱するだけ。
高校生はスクールライフが必須
高校生らしいスクールライフが、皆無でした。
パニックに巻き込まれた、現地の学生はいましたが……。
やっぱり、主人公が学校に通い、そこで可愛い美少女たちと絡まなければいけません。
読者は、そこに感情移入をするのだから。
奇をてらわず、素直に「元英雄の男子が通い、色々な美少女が出てくる」とするべきでした。
と言っても、WEBで連載していた時には、まずまずの反応。
私の癖でもありますが、どうしてもリアリティが高め。
ヒットするのは、ストレスフリーの物語ですね。
無理に一人称で書く必要は?
実験的に、誰かの視点による一人称。
臨場感はありましたが、執筆するのが面倒で、読者も混乱したと思います。
無理にやるほどでは……。
一人称でやるのなら、主人公だけ!
章の終わりか、たまに別の視点をはさめば、十分です。
前述したように、「クロスオーバーにこだわり過ぎた」という反省点が大きい。
でも、過去作の積み重ねのおかげか、ヘイトを引っ張らずにシャキッとなりました。
まだ書けましたが、売れ筋から外れすぎて「ヒットしない」と感じたから、電子書籍へ。
やっぱり主人公にはチート
良かった点は、ヒロイン3人を最強にしたこと。
敵は、とっとと倒すに限る!
主人公が反撃しない場合でも、部下の魔法少女がやり返しました。
「そこら辺の因果応報は、上手くいった」と自負。
結局のところ、「魔法少女のマスコット」が出オチ。
長編にできるパワーがなく、かといって、癒し枠のままでラブコメをする気もなく……。
むしろ、日常パートだけで、そこにヌイグルミとして混ざったほうが、良かったかも?
サクッと読める、パニックホラーです!
WEB連載中も好評で、難しい理屈はなし!!
「可愛い魔法少女、派遣します!」をどうぞ♪